2021-04-12 第204回国会 参議院 決算委員会 第3号
我が国ODA、資料一にこの間のトレンドを見ておりますが、国際的にもGNI比〇・七%という公約、そして目標があるはずです。しかし、若干微増はありますが、一向にこの〇・七%達成する気配すらありません。 大臣、これ〇・七%目標は維持されているんでしょうか。それとも、もう放棄したんでしょうか。教えてください。
我が国ODA、資料一にこの間のトレンドを見ておりますが、国際的にもGNI比〇・七%という公約、そして目標があるはずです。しかし、若干微増はありますが、一向にこの〇・七%達成する気配すらありません。 大臣、これ〇・七%目標は維持されているんでしょうか。それとも、もう放棄したんでしょうか。教えてください。
○石橋通宏君 いや、厳しいのは諸外国も同じなはずでありまして、このグラフにもありますとおり、GNI比でいうともう十三位まで、〇・三からほとんど動きません。 この状況で、大臣、一体いつ〇・七実現するんですか。いや、できないならもうできないと、国際的に、正直に言った方がいいんじゃないですか、大臣。
現在の我が国の財政状況に鑑みれば、GNI比〇・七%の達成の目途を具体的に示すことは困難ではございますけれども、ODAの重要性に鑑みまして、外務省のODA予算は十一年連続、政府全体のODA予算は六年連続で増額計上されているところでございます。
十二、SDGs達成に向け、財政の健全性に留意しつつ、対国民総所得(GNI)比でODAを〇・七%とする国際的目標の実現に取り組むほか、国際連帯税等の革新的資金調達メカニズムの検討において、我が国が議長国を務めるG20や「開発のための革新的資金調達に関するリーディング・グループ」の機会も活用し、議論が行われるよう努めること。 右決議する。 以上でございます。
他国の内向き傾向に影響されることなく、二〇三〇アジェンダの達成に向けて今後もODA予算の増額を定着させるべきではないかなと思うんですけれども、二〇一五年に策定された開発協力大綱では、対国民総所得、GNI比でODAの量を〇・七%とする国際的目標を念頭に置くという曖昧な表現になっていますけれども、この国際的な目標も踏まえて、今後のODA予算確保について御所見をいただければと思います。
○牧山ひろえ君 GNI比〇・七%の国際目標も踏まえて、ODAの重要性にふさわしい予算措置に努めていただきたいと思います。 ODAは日本国民の血税を使って行われるものですから、現地の人にも喜ばれて、当然ですが、結果、日本の長期的な国益に結び付くということが理想的だと思います。国際的に疑義を呈される事業についてはやはり慎重に対処しなければならないのは言うまでもないと思います。
○国務大臣(河野太郎君) ODAの金額をGNI比〇・七%とする目標は、我が国としてもコミットしており、重要と考えておりますが、現下の我が国の厳しい財政状況の中において、この財政の制約を飛び越えてODA予算を考えることができないのが現状でございます。
御案内のとおり、日本のODAはGNI比でいいますと〇・二%、他の主要なOECD諸国に比べるとずっと少ないのであります。しかし、割合評価されているのは、そうした我々の上から目線ではなくて対等の立場でやっている、それが評価されているのではないかというふうに思っております。
また、ODAのGNI比では〇・二%にすぎないんです。これは、DAC加盟の二十九か国の中で第二十位と低迷しておりますし、また、国連が目標とする対GNI比〇・七%から程遠いレベルにあります。バブル以降ODA予算が削られ続けたのも、現在のODA実績が低迷しているのも、元をたどればODAに対して国民の御理解がいただいていないというところに行き着くのではないかなと思うんですね。
それでは早速質疑に入らせていただきたいと思いますが、まず、外務大臣、何度も何度もしつこくお伺いをしておりますが、資料の一にもお付けをしておりますとおり、残念ながら、我が国のODAの国際的なポジションといいますか国際約束であります対GNI比、約〇・二に張り付いてしまっていると。
○国務大臣(岸田文雄君) 対GNI比〇・七%の目標をいつまで掲げるのかという御指摘をいただきました。そうした御指摘は大変重たいものがあると思います。現状、我が国〇・二%程度ですので、こうした目標に向けて、引き続きこれからもしっかりと目標を掲げて努力を続けなければならないということであります。
○国務大臣(岸田文雄君) 対GNI比〇・七%というのは、国際社会として確認をした目標であります。我が国としましても、国際社会においてその平和と安定と繁栄のためにしっかり責任を果たしていくためにも、こうした目標、これはしっかり掲げ続けていかなければならないと思います。財政厳しい中でありますが、是非こうした目標に向けては引き続き努力を続けていかなければならない立場にあると認識をしています。
また、国連で決定されましたODAの対国民総所得、GNI比〇・七%目標との比較におきましても、我が国は〇・二一%でございまして、第十九位にとどまっておるのが現状でございます。
そしてまた、国際環境との絡みでいきますと、やはり防衛費だけでなく外交に係る努力というのが非常にまた大事になってきますので、実は、日本のODAは対GNI比でいうと世界十八位で大して多くはございません。安倍政権になってから大変維持強化していただいているところを評価しておりますが、引き続き、外交の方にもしっかりと財政当局として温かい目配りをしていただければと思っております。
加えて、SDGs達成のため、G7諸国が主導し、ODAの対GNI比〇・七%目標の達成に取り組むほか、地球規模での富の再分配と、人間の安全保障にのっとった国際開発協力を促進するために必要な資金を捻出することが急務である。そのために、国際連帯税等の革新的資金調達メカニズム等の設立を促進すべきである。
このODAの対GNI比、一九七〇年の国連総会で合意されていたわけであります。そして、今御指摘いただいたように、昨年改定をいたしました開発協力大綱におきましても、私ども、これを念頭にしっかり努力をしていくということを申し上げているところでありまして、引き続き、我が国として、この目標にコミットをしているという状況にございます。
そういう中で、開発協力大綱がつくられた中で、このODA、私は選択と集中と拡大というのを常々言ってきておりますけれども、この協力大綱の中にも、対GNI比の〇・七%目標に向けて、これを「念頭に置く」とは書いてありますが、しかしながら実態としては、ODA額としては先進国の中でもトップクラスではありますけれども、対GNI比でいうと、もう中位以下になっているわけです。
○国務大臣(岸田文雄君) まず結論から申し上げますと、委員おっしゃるように、ODAの対GNI比の〇・七%の目標、我が国はコミットしています。 ただ、現下の財政状況に鑑みれば、その達成の目途を具体的に示すことは困難であると考えています。主要国でもこの〇・七%の目標を達しているのは英国のみでありまして、ほかの主要国はほとんど達成できていない現状であります。
それから、特に先進国に対しては、ODAをGNI比の〇・七%ということはもうMDGsの前からかなり長らく言われていることですけれども、残念ながらこれがなかなか達成されている状況にございません。
そこで、この開発資金については、結局のところ、先進国についても途上国についても、言い方は良くないかもしれませんが、政府のさじ加減に負うところが非常に大きいというふうに思うんですけれども、国際会議での協議、議論、あるいは市民社会の運動が政府にどの程度の影響を与えることができるのか、現場で奮闘されているその目線から感想をお聞きしたいんですが、例えば、先ほども今田さんの御報告にODAはGNI比で〇・二%程度
しかしながら、一方で、常任理事国たる国としての責務といったものに、こうした人間の安全保障にしっかりと関与していく、かかわっていくということが必要なのでありますけれども、現状、たびたび外務委員会で岸田大臣とは議論していますけれども、今、GNI比、国民総所得の中で日本は世界三位ですけれども、GNI比でODA予算を見ると、もう十八位になっちゃっているんです。
○安倍内閣総理大臣 この二年半、GNIが急成長しておりますので、その点、このGNI比については残念ながらだんだん順位が落ちてきているということもございます。限られた財源の中で我々も国際貢献を果たしていきたいと思います。 小熊委員が指摘をされたように、なかなか国民的に、私も地元でミニ集会等をやりますと、安倍さん、私たちだって大変なのに何で外に出すのという議論がございます。
そして、その際に、御指摘のODAでありますが、GNI比でのODAの量を〇・七%にする、こうした国際的な目標が国際社会にも掲げられており、我が国もコミットしております。ぜひこの目標を念頭に、国際協調主義に基づく積極的平和主義の考えに基づいて、我が国の外交における大変重要なツールであります開発協力、これをしっかりと活用しながら一層積極的に貢献していきたいと考えています。
八、開発協力大綱の決定により、開発協力の地平が広がる一方、厳しい財政状況の中、明年のG7伊勢志摩サミットの開催も見据え、対国民総所得(GNI)比でODAの支出額を〇・七%とするとの国際公約を念頭に置き、その早期達成に向けて、新たな資金調達メカニズムの開発を含め、実施・財政基盤の強化を図るべきである。
もう一つ、我が国の責任ということなんですけれども、一つは、ODAのGNI比〇・七%という昔からの目標というものになるべく近づくということが非常に重要なポイントでございます。二つ目に、テロ、紛争などの根源をなくすための格差拡大などに切り込むような支援というものをどのようにできるのか、これが二つ目。
もちろん我が国としまして、GNI比〇・七%の目標、これはコミットしているわけではありますが、その手法や工程表を期限を定めて発表するということについては多くの先進国が慎重であるという状況につきまして、引き続き注視をしていきたいと思っています。 いずれにしましても、こうしたGNI比〇・七%の目標を念頭に置き最大限努力をするということについては変わらないと考えます。
ただ、やはり国際的に先進国、対GNI比〇・七を目指そうと、これは大臣も繰り返し答弁されているとおり、まだ政府としても目標を捨てたわけではないと、引き続き〇・七というのは目標なんだということを言っておられるわけです。しかしながら、この表を見ていただければ、対GNI比は低位にとどまっております。
ODAの実績額の推移、とりわけ対GNI比ということで、今日、国際比較をさせていただいた図、大臣もよく御覧になっている図だと思います。平成二十五年度決算、二〇一三年度はある種特殊要因もあって、若干、対GNI比〇・二三ということで上がっていたわけですけれども、二〇一四年、これはまだ暫定値ではありますけれども、これを見ますと、また〇・一九と、〇・二を切る水準に低下をしてきているということであります。
○国務大臣(岸田文雄君) ODAのこの対GNI比〇・七%目標ですが、これは一九七〇年の国連総会において合意されたものですが、それ以降、我が国としましても繰り返しコミットしてきたものであります。
○荒木清寛君 この新たな開発協力大綱には、ODAの量をGNI比で〇・七%とするという国際的目標を念頭に置くということが初めて記されたわけであります。ODA予算の増額というのはなかなかままならない状況ではありますけれども、我々与党としても全力でバックアップをしていきたいと思いますので、このODA予算の増額についての大臣の決意をお尋ねします。
そして、実施基盤の強化において、対国民総所得、GNI比でODAの量を〇・七%とする国際的目標を念頭としつつも、我が国の極めて厳しい財政状況も十分踏まえつつ、基盤強化のための必要な努力を行うというのは、何かとても極めて弱い書きぶりなのではないかというふうに感じました。 まとめまして、今後の課題でございます。
昨年、英国はG8諸国として初めて、ODA実績を対GNI比〇・七%以上とする国際目標を達成しました。さらに、二国間協力の対象は、最貧国を中心に二十八か国に重点化しており、国際社会の中でも飛び抜けて拠出先の多い我が国のODAを見直すときが来ているということを示唆しているように感じました。
○岸田国務大臣 GNI比〇・七%という目標、国際的にそうした目標が確認をされ、各国とも努力を続けているというのが現状であります。 国際社会を見ましても、現実にこの目標を達成している先進国は限られておりますが、我が国としましては、引き続き、こうした目標は念頭に置きながら、我が国の立場から努力はしていかなければならない、このように思っております。
いよいよODAに対しての本論に入っていきますけれども、ちょっと確認ですが、一応ODAの目標は、対GNI比で打ち出していますが、〇・七%という目標は変わらないということでよろしいですか。あともう一点は、現在はGNI比に対して何%になっていますか。